アートクリニック産婦人科 栄町 福島 福島市 産婦人科

今さら聞けない!女子のキホン

生理の疑問 Pert2

私の生理の経血量、普通ですか?

  • 経血量は個人差があり、月によっても違います。
    また、ホルモンの状態でも変わるので、同じ人でも多い月があったり、少ない月があったりします。
    一般的に経血量は、生理の2~3日目が多く、それから徐々に減っていきますが、これも個人差があるので気にしなくても大丈夫です。

 
  • 寝るとき夜用のナプキンを重ねても下着やシーツまでよごしてしまう、あるいは昼間、ナプキンをあてても1時間もたたずに経血であふれてしまうような状態が続く場合でも、病的な「過多月経」ではないこともあります。
    では、病的に生理の経血量が多いのはどんな時を言うのでしょうか?簡単に言うと、「貧血」になるほどの出血かどうかです。貧血かどうかは採血をしないとわかりませんので、病院で検査を受けましょう。
    年齢と共に経血量が増える場合は、子宮筋腫、子宮内膜症などの病気の可能性も考えられます。
 

経血にレバーみたいなかたまりが出ることがあります。

  • 経血は、不要になった子宮内膜がはがれ落ち、血液と共に排出されたものです。
    通常、体外に出た血液(=出血)は、止血のためにすぐに固まります。しかし、子宮から出る「酵素」の働きによって経血は固まらずに液体の状態で排出されます。もし、この酵素が無かったら、血液がすぐ子宮の中で固まってしまい、外へ排出されません。子宮の中は常に古い血液でいっぱいになり、化膿したり、不妊の原因になります。そのため、通常の出血量であれば、月経血はかたまりになって出ることはありません。ところが、出血量が多いと酵素の処理が追いつかず、かたまって出てくることがあります。この、レバーの様に見えるかたまりを「コアグラ」と呼びます。
     
  • つまり、月経血が液体のうちは、量が一見多い様に見えても、「酵素」で処理しきれているので、実際はそれほど多くはなく、貧血になることもまずありません。月経血は、固まりになって始めて月経量が多いと判断します。
     
  • あまりピンポン玉大のかたまりが2~3個でる場合は、子宮筋腫などの病気が隠れている場合もありますので、コアグラを見かけた際は、診察時にご相談ください。

閉経するのは、いつくらい?

  • 閉経の平均年齢は50.5才と言われています。

 
  • 生理が終わる時期には、女性ホルモンが大きく関わっています。
    30代後半から、少しずつ女性ホルモンの分泌は減少し始めます。
    そして赤ちゃんをつくることのできる時期が過ぎると女性ホルモンの分泌が止まり、やがて閉経を迎えます。
     
  • 一般的に女性はだいたい更年期の始まりから10年くらいかけて、ゆっくりと女性ホルモンとお別れをしていきます。
 

閉経の時は前ぶれはありますか?

  • 閉経といっても突然生理がなくなるわけではなく、2~3ヵ月遅れたり、月に2度あったりと乱れたり、また、経血量の増減や少量の出血が2週間続くなど不安定になったりしていきます。
    これは卵胞ホルモンの分泌が安定しなくなることが原因です。
     
  • 一般的に、生理の周期が短くなり、やがて周期が長くなって閉経になるといわれています。
    この時期には精神的にイライラしたり、不安感に襲われることもあります。
    辛い場合は、我慢せず、早めに相談してください。